麻疹(はしか)の現状
日本における麻疹(はしか)の最近10年間の流行状況をお知らせします。
国立健康危機管理研究機構感染症情報サイトの集計によると、2019年に年間744例の報告がありました。その後、2024年までは年間6~45例でしたが、2025年には年間265例の報告があり、2026年は2025年より多く、3月11日時点ですでに100例の報告があります。
2025年265例の分析では、3月から増加し9月まで続き、11月から12月にかけて少し増加しました。また、外国で感染した86例より、国内で感染した例が多く153例でした。ワクチン接種歴では、未接種77例、1回接種46例、2回接種52例でした。このように、ワクチンを2回接種したにもかかわらず感染した例も多く、とくに10代後半から20代で多く見られました。
他の報告では、大学の新入生の中で、麻疹に対する免疫(抗体)を持っている人の割合は、2023年から10%以下になっています。これが2025年から麻疹患者が多くなっている原因の一つと考えられます。
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