14歳以下の新型コロナの免疫
9月の厚労省感染症部会の報告では、7〜8月時点の新型コロナの免疫を持っている人の割合は、10〜14歳87%、5〜9歳85%、0〜4歳73%です。感染した人の割合は、それぞれの順に、72%、74%、55%です。この年齢のワクチン接種率は低いことから、感染したことによって免疫を獲得した人が多いことになります。
この年齢で免疫を持つ人の割合は予想以上に多いですが、免疫の量は15歳以上の人より明らかに少ないです。とくに9歳以下で感染したことがない人では、著しく少ないです。これは、この年齢のワクチン接種率が低いことによります。実際、弘前市のワクチン接種率は、5〜11歳28%、6ヶ月〜4歳4.8%に過ぎません。
今後、14歳以下の人では、ワクチンの初回接種と追加接種が必要です。
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