マスク着用に関する調査(1)
新型コロナが5類に引き下げられてから5月8日で1年経ちました。コロナ禍では当たり前だったマスクを着用して出歩く人は減りましたが、一定数は今も着用しています。最近のマスク着用に関する調査結果を紹介します。
まず、福岡市の九州先端科学技術研究所が福岡市中心部の4箇所にAIカメラを置いて分析しました。マスク着用率は、2023年1月当初は5〜6割でしたが、3月の着用ルール緩和や5類移行を受けて低下しました。しかし夏以降は着用率2割程度で横ばい状態にあるという結果でした。これについて、大阪大学社会心理学三浦麻子教授は、「もともと日本人は対人不安など、健康管理以外の理由で口元を隠す人がいるマスク好きであり、一定数の人が着用する傾向は当面続くだろう」と話しています。
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