エムポックスについて
2023年5月まで「サル痘」と呼ばれていました。エムポックスウイルスによる感染症です。
1970年ザイール(現、コンゴ民主共和国)でヒトへの感染が初めて確認されました。世界では、すべての大陸のほとんどの国で患者の報告があり、2022年1月以降17万人以上の患者が報告されています。
日本では、2022年7月に1例目の患者が確認され、その後患者発生が続いて、これまで293例が報告されています。2024年~2025年は患者数は少ない状況でしたが、2025年終わりころから患者が増えています。
ヒトへの感染は、ウイルスを保有する動物との接触や感染した動物・ヒトとの接触により感染します。また、患者からの飛沫でも感染し、患者が使用した寝具への接触でも感染します。
水ぶくれを伴う皮膚の発疹が特徴ですが、多くの場合、発熱、リンパ節の腫れ、頭痛、筋肉痛などの全身症状がでます。治療は対症療法のみですが、多くの場合、発症から2~4週間で回復します。ただし、小児、妊婦、免疫が低下している方では重症化することがあります。
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